ハンセン病とは?原因と症状と治療方法は

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国立ハンセン病療養所の施設が熊本にもあり、国立療養所菊池恵楓園です。1909年4月1日「九州7県連合九州らい療養所」として現在地に開設されました。(九州の真ん中にあるからかなぁ~)

ハンセン病とはどんな病気?

らい菌による慢性感染症で主に皮膚と末梢神経に病変が生じます。現在日本では発症することはまずありませんし、遺伝もしません。従来はらい病と言われていましたが、病名は1873年にらい菌を発見したノルウェー人医師のアルマウェル・ハンセンの性に由来しています。

ハンセン病として国の隔離政策がありました!

隔離政策により、人々に「怖い病気」として定着しました。昭和28年患者たちの猛反対を押し切って「らい予防法」が成立し、ハンセン病に対する世間の偏見や差別がより一層助長したといわれています。

この病気にかかった人を療養所に入所させ一般社会から隔離しました。患者を終身強制隔離して絶滅させようという政策がとられました。

患者の方は偏見や差別をうけ、結婚や就職をこばまれるなど、その家族も差別を受けていました。2001年「遅くとも1960年以降は隔離の必要性はなく、隔離政策は憲法違反」と熊本地方裁判所で判決が出され、国は責任を認めましたね。

ハンセン病

ハンセン病の原因と症状と治療とは!

原因は、らい菌は桿菌(かんきん)の1つで結核菌と同じ抗酸菌(こうさんきん)の仲間です。チール・ニールセン染色法で赤く染まりますが、培養しても増殖しません。

症状としては、らい菌はおもに末梢神経と皮膚に病巣を作ります。そのため知覚まひ、末梢神経肥厚、神経痛などの神経症状がおこります。また、指が曲がったり顔面神経の運動まひもおこります。

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治療としては、一般の感染症として、外来治療が主体となり、入院・隔離されることもありません。薬物治療が中心で、ジアフェニルスルホン、リファンピシン、クロファジミンの併用治療が行われます。3剤はオフロキサシンとともに保険適用薬剤です。

これまで療養所に入所していた患者さんは、国の保護を受け入所したまま治療が受けられます。病床が進んだ人にみられるさまざまの変形などは薬剤では治らず、整形外科、形成外科的治療が必要ですね。

2003年3月に黒川温泉のホテルで、ハンセン病元患者宿泊拒否事件が起きました。「他の宿泊客への迷惑」などを理由に宿泊を遠慮するように申し入れがあり、県知事の抗議文を出しましたが応じず、ホテルは営業停止処分となりその後、廃業を表明した事件も起こりました。

ハンセン病

ハンセン病の差別の歴史を学ぼうと、毎年教職員と高校生らを招いて熊本恵楓園を訪問しています。過去の国の政策とは言え、人生を棒に振ってこられた患者様には幸せで、穏便な日々が来ることを願わずにはいられません。「無知は怖い!」事を知らされました。

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